知ってて良かった!利用したくなる、いまどきのドレス

複数のウェディングドレス

いまどきのドレスは、単なるよそ行きやお呼ばれとは違ってきました。ワンマイルドレスとして気軽に楽しむのが本流です。そんなドレスの種類や入手方法を知っていれば、スグにでも利用したくなること請け合い!ウエディングやキャバドレス情報なども詳しく解説していきます。

ワンマイルウエア感覚のドレスレンタルで女子会

猫耳を付けてドレスを着た複数の女性たち

ドレスというとパーティー会場に着ていくドレスとかお呼ばれの特別な着物といったニュアンスが多いけれど、最近ではそんなにかしこまった着方ばかりではない、“軽いおしゃれ感覚のドレス”を着こなす女子が増えてきました。そんなトレンドが起こり始めたきかっけは、どうも“女子会のグレードアップニーズ”にあるようです。

どこか特別な場所に行くわけではなく、いつものレストランに集まって楽しい女子会。その後で、徒歩圏内にある美術館や資料館をちょっとだけ訪れて、みんなで良い気分になる。そんなときに来て出かけるのが“ワンマイルドレス”なのだそうです。ちょっとそこまでといった感じなのでしょうか。

かつてワンマイルウエアという着こなしやアイテムがトレンドになりました。日常生活の中で、ちょっとだけおしゃれをして、近場でショッピング。そうしたコンセプトと同じなのが、ワンマイルドレスだと思います。小さなイベントがある度に新しいドレスを着用するので、もちろん利用するのはドレスレンタル。

パソコンやスマホを使って、自宅から簡単に申込んで、思い思いの着こなしを楽しんでいる姿がそこに思い浮かびます。けれどもレンタルには慣れている彼女たちも、最初のころは、ドレスの種類や入手方法に手間取って、かなりの失敗を繰り返したそうです。
なにしろドレスと言ってもカテゴリーは広いし、色柄はものすごくたくさんある。コレいいなと思ってレンタルしても、思ったような色柄ではなく、意外と地味だったり派手すぎたり。自分のサイズには合わなかったなんてことが、利用回数の半分近くはあるそうです。みなさんもそんな経験はありませんか?

最初からドレスのフィット感・サイズ感には諦め

ピンクのワンピース

ドレスレンタルだから気軽。借りるだけだからサイズやフィット感がイマイチでも、ちょっと我慢すればいいか~。あるドレスレンタルの会社がアンケートを行なった結果、利用者のうちの約8割以上の女性が、そのような経験をし、不満をもっていたそうです。レンタルだからという思いがあって、不満は表面化されてきませんでした。

アンケートから見えてくるレンタルドレス利用者の思い

  • レンタルなので、借りる前からフィット感が物足りなくても仕方ないと思って借りている。着るのは1日だけなので。
  • サイズが合わないことが多く、それには苦労する。夏場のドレスは隠せる羽織り物も薄いのでたいへん。隠せるときはダブルクリップやピンで調製する。
  • ネットで見た色柄と、実際に届いた色柄とでは、発色の感覚がまるで違ったりすることがある。撮影時にキレイにみせるライティングより、実際の色を知りたい。
  • 何回か同じ会社のレンタルを利用して、その会社の傾向を知らなければダメだと思う。自分とのマッチング、その度合いを知るには時間がかかる。

おすすめはドレス通販+レンタル+コーディネイト

ライトグレーのドレス

たとえばレンタルとドレス通販を組み合わせたビジネスモデルの会社もあるけれど、結局のところは、フィット感とサイズ感の問題が残ってしまうと諦めモードの人も多い。会員になって月々一定額を支払うと、通常の利用金額より20%~30%以上安くなって、スタイリストがコーディネイトまで手伝ってくれるサービスもある。

ドレスの種類や入手法でお困りの方におすすめなのは、このタイプのサービス会社だけれど、最初にお話ししたようにフィット感・サイズ感が解消できなければお得感も帳消しになってしまう。しかしじっくり検索して探してみてください。月々の会員費を支払うこのタイプの会社には、採寸システムがしっかり完備されています。

身長、バスト、ウエスト、ヒップなど、基本的なサイズと問診票のようなカードの記入欄にその他の必要事項を書き込み、写真と一緒にネット送信すれば、レンタル会社のほうで3D計測システムを使って会員のサイズをリアルに割り出してくれたりします。そうなれば、ミスマッチのイライラも解消できます。

探すなら採寸システム完備のドレスレンタル会社

  • 一見さんで借りているだけだと、ドレスのサイズはその都度のことなので、面倒なうえに満足度は低いまま。我慢しつづけるだけ。
  • 会員システムがあって、お得感のある会社のドレスレンタル・ドレス通販を探してみましょう。
  • お得感だけではなくて、もっと大事なのは最新の採寸システムが完備されているかどうか。3D計測でデータ保存してくれる会社がベスト。
  • 会員なので、色柄、色調、ラッキーカラー、コーディネイト提案などもプロが行なってくれたりするので心強い。
  • 好き嫌い、感覚的な好み、色調の明暗度合い、その人だけの季節感や個性など、デジタルデータでは記録しにくい好みも専任者がわかってくれている。
  • ドレスだけではなく、アクセサリーやバッグ、靴などをセットでレンタルしてくれる会社もあるので、いろいろ総合的に判断してセレクトを。

4つのルール厳守で、高い満足度のドレスを入手

4

レンタルドレスを利用するにしてもドレス通販を利用するにしても、利用先の会社ばかりを責めて不満をつのらせるのは、メンタル的にトクなことではありません。ドレスを借りることはストレスとの闘いになってしまいます。

そこで、借りる側のあなたに、まず守ってみて欲しい4つのルールというのをご提案します。この4つを守ってもまだ満足のいくドレスが借りられないのであれば、レンタルや通販を提供する会社側に非があります。そう判断して、新しいドレスレンタルの会社にシフトしましょう。

ドレスの満足度をアップさせる4つのルール・ポイント

ルールその1 採寸方法をいい加減にしない
採寸の基本は「トップバスト」、「アンダーバスト」、「ウエスト」、「ヒップ」の4つの部位を正しく計測すること。メジャーがつねに水平であることがポイントです。トップバストとはブラジャーを着用したままの状態で測るトップ~周囲のサイズ。
アンダーはブラのいちばん下を通したときの値です。ウエストはくびれがいちばんあるところ。ヒップはいちばん高いところ、または腰のもっとも高いところに、メジャーを水平に通してください。
ルールその2 自分のサイズにウソをつかない
ボディーラインはできるだけくっきりみせたいと思うのが女性の心理。採寸のときにアンダーめの無理な数値にしてしまうと、当然、ドレスには窮屈感が生まれフィット感は損なわれます。食事をしてもキツキツにならない程度の余裕をもたせたほうがいい場合もあります。
ルールその3 身長や肩幅などでサバを読まない
ドレスは平均的な日本女性のサイズから割り出され、つくられています。身長を高く申告してしまえば、同じ膝下でも丈が短くなったり長くなったりします。肩幅のある女性は、それを嫌って過小な数値で申込んだりしますが、それも厳禁です。ドレスを着たとき、スムーズな動作がとれず不自然になります。
ルールその4 色柄のトーンはTPOと併記してオーダー
ドレスの色柄に関する好みは、どんなに表現しても伝わりにくいものです。ドレスの写真のセレクトと同時にオーダーコメントを付けられるなら、「青色を基調にしたハイトーンな感じ」とか、「渋い赤色の入ったワンポイント柄」といった記述を。
さらに「パーティーで着用」、「ママ友会で軽食に着用」など、ドレス着用の目的を併記しておきましょう。商品撮影時のライティングなどで、色調は実際と異なる場合があります。

ウエディングドレスレンタルを利用する際の注意点

山を背景にウェディングドレスを着た女性

女性なら誰でもウエディングドレスに夢や憧れを抱くものです。一生に一度の晴れ舞台に着るドレスですから、誰もが羨むような称賛されるようなドレスをと考えてしまうのが常です。無理もないことですが、そのような考え方だけを先行させてしまうところに、最初のミスリードがあります。

ブライダル雑誌やウエディングドレスカタログ、関連するサイトの見過ぎではありませんか?そうこうしているうちに、人気ランキングや口コミ、ブランド名、デザイナーのネームなどに気が行っていませんか?そうなると妄想はどんどん膨らんで、“どんなウエディングドレスを着てもピッタリな自分”が出現してしまいます。

ホントの選び方は、人に羨ましがられるとか称賛されるなどは後回し。人気ランキングもデザイナーの名前も横に置いておいて、「自分に似合うかどうか」、「カラダのサイズにマッチングしているか」を最優先すべきなのです。この考え方は極めて常識的。ウエディングドレスレンタルを利用するときも優先事項です。

ドレスをフルオーダーして採寸やデザインの打ち合わせから入るのなら、カラダへのフィット感は問題ないでしょうが、ウエディングドレスレンタルの場合は、デザイナーやサイズに問題があるのではなく、利用者であるあなたに“全面的な選択の責任”があります。選び方の基本を再確認しておきましょう。

ウエディングドレスレンタル選びの8つのポイント

  • 最初にウエディングドレスレンタルの予算と時期を告げておく。予算は幅を持たせて下限と上限を告げ、上限以上は受け入れない。
  • ドレスとコーディネイトすべきアイテム一式のコーディネイトを依頼して、総額でいくらのレンタル代になるかを確認しておく。
  • 自分の意思を大切にするため、友人や家族など、多くの人と一緒にドレス選びをするのは避けるべき。彼と2人で行くのがベスト。
  • 店員のアドバイスは大事だけれど、自分の思いを優先すべき。店員はノルマや成績のためのセールストークを行なうのが基本。
  • 自分のサイズを正確に測っておく(トップバスト/アンダーバスト、ウエスト、ヒップ、身長、肩幅など)。
  • フィット感・サイズ感を第1に。自分に似合うかどうかを第2に考えてセレクトする。ブランド名やデザイナーの名前を優先しない。
  • ドレスのアジャスト(フィット調整)がどの程度可能かを聞いておく。可能であるならアジャスト方法を教えてもらう。
  • 万一の際の保障問題について、契約書などを確認し明確にしておく。納得できない事項は納得できるまで聞く。

ウエディングドレスレンタルとはいえ、ウエディングドレスだけはスマホやパソコンで申込むのはやめたほうが無難です。可能な限りレンタルショップに出向いて、実際のものを試着して決めましょう。

ショップに出向くときは、彼と一緒に行って、客観的な意見を彼から聞くようにします。店員さんのおすすめやアドバイスを大切にしつつも、あまり引きずられないように。さらに契約書の説明を受ける際は、同伴者の彼と一緒に聞き、疑問点を曖昧にしないようにします。

プロの衣装 キャバドレスを利用する前に

ハンガーにかけられた複数の白いドレス

キャバドレスといいうとキャバクラ嬢の衣装と思っている人がいるけれども、実はそうとは限らない面白い現象が起きています。いわゆる女性の勝負下着と同じように、ココ一番の勝負どころで女性が選ぶドレスがキャバドレス。

最初から脇道にそれた話になりましたが、キャバドレスのいいところは、一着ごとにコンセプトがはっきりしていて、明快なところ。店側としてはプロが身に着ける衣装だからということで、単純にカワイイとかキレイといった感覚で仕入れたりはしません。

これだけ知っていればキャバドレスを利用しやすい

  • ドレスの一着ごとにコンセプトがあって、色柄・形などでそれがハッキリとなっている。一種のセレクトショップのような感覚の品揃え。
  • プロが着用するので妥協はしない。自分のキャラを知っている女性が、ここのショップならと厳選してリピーターになっている。
  • プロ用とはいえ、専用にデザインされたり縫製されたりしているわけではない。普通の人でも十分に着れるところが魅力。
  • 大人の世界のトレンドがわかりやすい。たとえば今年は膝上のミニが流行っているとか、フリル系やチャームのワンポイントが人気とか。

ビギナーでもキャバドレス通販なら使いこなせる

ピンクのドレスを着た女性が草の上で横になる

使い慣れてはいないけれどキャバドレスやショップを利用してみたいという人におすすめなのが、キャバドレス通販。いまは返品もできるようになっているので、サイズ感やフィット感がイマイチだったら返品も可能です。

自分で採寸してフォームに入力すれば、通販の電子カタログから自動的にサイズにあったドレスをピックアップし表示してくれるサイトもあります。さらに普通のドレスの通販と同じで、通販とレンタルが一緒になったサービス提供会社も。

通販の世界はスマホが普及してから、とくに採寸からオーダーまでの仕組みが飛躍的に進化しています。キャバドレスのラインナップも豊富だけれど、オーダーシステムの違いで“自分にとっての便利度”も違ってくるので、それを前提にいろいろなサイトを訪ねてみるのも楽しいです。

進化して楽しいキャバドレス通販の仕組み

  • キャバドレスは買取りでなくてレンタルがあり、一般の女性でも勝負所はレンタルで決めるのがトレンドになっている。
  • キャバドレス通販(キャバドレ通販)とレンタルの組み合わせで、簡単にスマホから申し込めるサービス提供会社がとくに人気。
  • 普通のドレスレンタルと同様に、プロのスタイリストがコーディネイト提案してくれるサービス提供会社もある。
  • 会員になれば、年間で2割以上はトクになる計算。ボディーサイズのデータ化で、次回からはサイズに不満が残らないという会社もある。